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そしたら妄想が始まってしまったので、仕方なく書きあげてみました。

慧音先生、寺小屋での一幕。 …って感じで。

霖之助ssなのに、霖之助は出てこないッス。ゴメンネ。

あー、霖と慧が幼なじみっていう設定が脳内では当然のようになっちゃってます。ご注意くださいっ


…これもみむさんやチェインさんの影響にティガイナイ。

素敵ネタにはすぐに影響を受ける自分なのでした。まる。



「More」で本編へ。











「──天は、人の上に人を創らず」

「てんはー、ひとのうえにー、ひとをー、つくらずー!」

「もう一回だ。天は、人の上に人を創らず」

「てんはー、ひとのうえにー、ひとをつくらずー!」

「そうだ。…人の下に、人を創らず」

「ひとのしたにー、ひとをつくらずー」

「よし、みんなちゃんと読んできたみたいだな。今日の授業はこの文章についてみんなで考えて、意味をしっかり覚えて帰ってもらう」

「はぁーいっ!」

寺小屋。

日が高く昇り始めた正午の頃から、今日の授業は始まっていた。

「私が教えてしまうことは簡単だ。だからまずは、君たちで考えて話し合いなさい」

「(けーね先生、今日楽してない?)」

「(あー、聞こえちゃうよぉ)」

「………」

「((びくぅっ))」

「…簡単であり、難しい内容だ。だが少なくとも、おいそれと他人に教えられて、ハイそうですねと納得できる内容ではない。だからこその話し合いだ。制限は設けない。私が君らの話を傍らで聞いているから、様子を見てキリをつける。いいな」

「「「はぁー…い」」」

「返事は元気よくだ」

「「「…はぁーいっ」」」

「うん、上出来だ。今、麦茶をもってきてやる。机はどかすなり集めるなりして、話し合いやすいようにしなさい」

「「「はぁーいっ!!」」」


麦茶に反応して、本来の元気をとり戻した返事が返ってくる。

…現金ら子らだ、と憎らしさと微笑ましさが混ざった感情が湧き出た。

キンキンに冷やした氷も入れてやろう。すべて溶けたら、またもってきてやって…

ガヤガヤと仲好く騒ぎ出す子供たちを尻目に、台所へと向かう。

この授業は、長くなるぞ。一人ひとり送り届けてやるような時間になってもいい。次の日に繰り越してもいい。その価値がある授業だと、私は思っているからだ。



天は人の上に人を創らず。人の下に人を創らず。



外の世界のある本の一節だ。

これを読んだとき、どれほどの衝撃が私を駆け巡っただろうか。

「──霖之助、」

茶飲みに響く氷の音を聞きながら、どこかで誰かが、そんなつぶやきをもらしていた。

………大丈夫だ。

私は既に、答えを得ている。

「──待っていろ」

私が人も妖怪も…半妖も、皆、平等な世にしてやるから。

そうなったら…

そのときは…

一緒に…

また…


二人で、手をつないで…






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しのざき

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東方・霖之助ssを中心に。

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