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と、いうわけで、ですね。

件のバトンを見直してたら変な電波を受信したので、気の赴くまま書いてみた。

バトンの内容からいくと、まだまだ序盤で終わってるんですけども、まぁ、うん。

続かないと…思うよ…?

あー、なんだかようやく旅から帰ってきたなー、って感じだ。

四月馬鹿のは公開してないしね。

この調子で変なのを書いていきたいなぁーと、思うわけです。



「More」で本編へ。冬の忘れ者可愛い。













朝。

縁側にある防寒用のトタン板を勢いよく開けると、春を思わせるような緑の匂いをのせた風が全身を駆け抜け………なかった。


全身を駆け抜けたのは…寝起きの冬だったのだ。

「…寒」

おかしい。昨日までは順調に…気候が変わっていたはずだった。

「…ふむ」

視界の隅に何かとらえた気がした。気がした、だけだ。

「今日は冷えるな」

ストーブをつけるか、暖炉を焚くか。どうするかな。とりあえず、中が温まるまではトタン板を再び閉めるようだな。

「さて、さて」

「ひ、ひとでなしっ!」

…なんだ、行き倒れではなかったのか。

「正しくは、人ではないしね。その言葉は正しいよ」

「く…っ、この…っ」

「…はぁ」

仕方ないか。

「条件付きだ。僕を困らせるような行動はしないこと」

「どういう意味よ…」

「意図的に寒くするな、少しぐらい温かい環境でも文句は言うなということだ」

「私が冬の妖怪ってこと、理解して言っているのかしら!」

なんてこと、と糾弾と驚愕をまぜた反応を見せる。

「君ね」

一呼吸。

「何事にも立場というものがあるだろう?」

「あーら!それだったら私のほうが立場は上じゃないかしら?私が本気を出せば…」

「ほら」

着物の裾から、「ほっかいろ」を投げつける。

「きゃ…ちょ…っ、あつ…あついじゃない……コレ!」

元来の気候もあいまって、効果は抜群のようだった。

「…で、立場がなんだって?」

裾にも懐にも「ほっかいろ」のストックはまだまだある。ひとつつかんで、それを見せびらかすようにちらつかせる。

「ひ、ひとでなしっ!」

「…だから、その言葉は僕にしてみたら正しいんだって」

「…くぅ」

「それで、どうするんだい」

くやしそうに顔をゆがませながら、決意したように首を縦に振る。

「従うわよ…」

「…なら、入っておいで。あと胸元を隠しておくといい。適当な服を見つくろってくるから、それまでね」

「え…っ?」

僕の言葉で、ようやくボロボロになった自らの衣服に気づく。

「この………変態!ド変態!!ダ変態ッ!!!」



店に引き返す僕を、罵声と怒号が混じった声が…見送っていた。






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しのざき

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