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バイト前になんとかひとつ。

霖之助ssなのに霖之助しゃべらないって、なんぞこれ。

時間結構ぎりぎりなので、文もそこそこに。

いってきまっす。



「More」でご覧くださいませー。














「じゃあ私、あっち見てくるから」

「え?あっち?どっち?そっち?」

「………」

「え、なになに、何よてゐー!」

「…いいよ、うん」

妄想が現実になってしまった場合、私もこうなるんかな。

…や、私はあんま妄想とかしないし、こうなることはないっしょ。うん。

「ほどほどにね」

「何がー?」

「…行ってくるよ」

「えー、てゐ、霖之助さんで遊ばないの?」

「なんか可哀そうだし、遠慮しとく」

「んー…そっかぁ、じゃあ先にいろいろ着せておくね」

顔全体にはそうだけど、脳内にもお花畑が咲き乱れてそうだね、このエセ兎。

「うぃ、うぃ。好きにしなよ」

「うん、好きにするー」

鈴仙のテキトーな言葉を背中に受けながら、ふすまに立てかけておいた杵を手に取り、再び長い長い渡り廊下に出た。

あー、私でも時々分んなくなるんだよね。きた方向どっちだっけ。



…うさうさうさ。



いいや、こっち行ったれ!

「…廊下はつーづくーよー……」

ひとりで歌っても、なんか、さびしく感じてしまう。

…気のせいだ、気のせい。どんどん歌ってやれ。

「廊下はつーづくーよー!」



たし、たし、たし。



「どーこまーでぇーもーっ」



お、あそこふすま開いてるじゃん。姫はどーなったかなーっと。



くるっ



「やあ元気かい姫っ!………あれ?」

いなかった。

いやでも、マタタビは私が放った位置のままだし…霖公が寝てたふとんはまだ片付けられてないし…この部屋、だよなぁ。

「んむむ」




うさうさうさ。




「…台所いってみよ」

あっちなら少なくとも、なにかあるはずだ。えーりんいたら、まぁ、それはそれで。

だって鈴仙に言われてやったのは事実だしね。うん。



「廊下はつーづくーよーっ!」



たし、たし、たし。



「…あれ」

こんなに近かったっけ、台所。

んでもって何だこの変な感じ。…入らなきゃ、しょうがないんだけどね。



がららっ


「やぁお師匠様!……え?」

いなかった。

兎たちに悪戯させたはずの台所は、まるでその痕を見せないような、完璧な整理整頓ぶり。

…いや、片付いてるのはいいんだ。

えーりんがやったんだろうからね、うん。

でも・・・

…でも、えーりんが霖公用につくったらしいねこまんまが、キレーなままで机に放置されてるんだ。

私が兎たちに、まず悪戯しろって言ったとこなのに。

「んむむ」

…なんか、不気味だなぁ。

…とりあえずもう、鈴仙も呼ぼう。

ひとりでいるのはなんか不安だったし、なによりも、鈴仙といればあの子を盾にできる。

「…そうしよ」

そうと決まれば、善は急げ。



たしっ、たしっ、たしっ、たしっ



引き返す足は何となく、急ぎ足になってた。

あった。あの部屋だ。

勢いそのまま、ふすまを開ける。

「鈴仙!ちょっと来て!」

「あ、てゐおかえりー」

「……なにしてんのよ」

「あ、霖之助さん?」

目に飛び込んできたのは。

「私!」

鈴仙の格好をした、猫耳仕様の霖公だった。

「尻尾をどっちから出すか、結構考えちゃった」



…こいつ、えーりん出てきたらソッコー盾にしてやる。






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プロフィール

しのざき

Author:しのざき
東方・霖之助ssを中心に。

本が好物。古本屋とか個人雑貨屋の匂いでも幸せ。お勧めの本とかあればぜひ紹介してください。お願いします。

※メール&メッセは「die_sutelne at mark hotmail.com」
at markを直して送っていただければ、反応できる内容には反応させていただきます。

※twitterID:haru_shinozaki

※リクエストはむーりよ。

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