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寝付けなくって書きはじめたら現在に至る。

だんだんと方向性を見失い始めた、そんな第四話。

例の如くキャラの性格とかガン無視です。

ゴメンナサイ、ハイ。



「More」でご覧くださいませー。















「へぇ、思ってたよりも可愛らしい部屋だ」

「おー、霖公でもそんな評価できるんだな」

「…どういう意味だい?」

僕の背中を押すように入室し、入口に杵を立てかける。

「さぁね!」

白い歯を見せて、踊るように僕の前にでると、そのまま机上をいじりはじめた。

「ま、テキトーに待っててよ」

「…そうするよ」

しばらく試験管を光にあて、眺めては確認しているようだったが…数分すると見つけたようで、再びにやりと笑みを浮かべる。

「あった、あったわー。これなんだけどね」

差し出されたのは、透明な液体の入った試験管。試験管立てからひょいととられたところをみると、完成したのはごく最近のものなのかもしれない。

「ああ、ありがとう」

受け取ると…かすかに漂うアルコール臭。

「これは…」

「ご察しのとーり、ってヤツ?」

「…香りはまるで清酒だな。これを飲んで治るのか?」

僕の言葉ににやり、と笑う素兎。不安…には不思議とならなかった。

「飲む。飲むよ」

「そーそー、ぐいっといっちゃいなよ」

ぐい…と一気には飲まず、鼻に近づいた時点で自制をかける。

「…度数、結構高いんじゃないのか?」

「匂いだけかなぁ、飲んじゃえばそんなに。つまるとこはクスリだし」

そうは言うがね。

「霖公、そんな酒弱かったっけ?」

「…飲むよ」



ぐいっ。

ノドを流れるやけつくような熱さ。さわやかな匂いとは裏腹な、強烈な破壊力。

「…おい、な、げほっ、うぇ、ごほっ」

「うわっ、大丈夫ー?」

「み…げほっ。みずっ」

「あー、はいはい。ほら、水」




ぐいっ。

やけつく…ような……もうノドが、麻痺してる。

いつの間にか…自動回転する世界にいたらしい。やば、い、意識が。


無くなりかける視線が最後にとらえたのは…口を三日月に歪ませた素兎の顔だった。

にやり、と笑う少女も…信頼…でき…







「…落ちたね」

畳に転がった霖公を眺めて、確認するようにつぶやいた。

反応はない。まぁ、当然かなー。

しかしまぁ、私も周囲には多々言われるが、この子も実は相当腹黒いんじゃなかろうかね。

「いいよー、鈴仙ー」

そっと音を立てないように開かれたふすまの向こう、喜びを隠しきれないらしい彼女が立っていた。なんだか異様にそわそわしてるわ。

「ね、寝た?霖之助さん、寝ちゃった?」

「…落ちたっていうな、これは」

「あは、あはは。やだもう、霖之助さん可愛いなぁ、猫耳なんて生やしちゃって」

「…驚くことなかれ、尻尾もデフォ装備なんだよねー」

「うっわぁ本当だ!ねぇねぇどうしよう、どうしようかなっ」

「どうするもこうするも…」

「なななな、何!?何から行く!?」

大丈夫だろうか、この相棒。なんかもう浮足立つにも程があるだろうに。

「…好きにすれば、いいんじゃない?」

現実回帰させてやるのもめんどくさかった。

…ああ、そういえばえーりんと姫のこともあったなぁ。


うー、あー。めんどくさー。




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しのざき

Author:しのざき
東方・霖之助ssを中心に。

本が好物。古本屋とか個人雑貨屋の匂いでも幸せ。お勧めの本とかあればぜひ紹介してください。お願いします。

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