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続いちゃった。どうしよう。

つーかこの本棚、ゆかりんにからんでもらった処女作にも出てるんだよね。

・・・どうしたものだろう。



「続きを読む」でご覧くださいませ。












変だ。

こんな本、さっきまでは確実になかったぞ。

昨日無縁塚で発見した本棚。ボーダー商事㈲の「ヤリ手の女社長」である八雲紫が突如現れたおかげで骨を折らずして香霖堂に運び込むことができたが、どうもこの古びた本棚、何かが違う。というか、変だ。

気づくと、全く見知らぬ本が立てかけてあるのだ。

そういえばそうだ。この本棚を見つけたときも、一冊の本…あの時は「百年の孤独」という本だった。著者の名前は、G.ガルシア=マルケスというらしい…その本が立てかけてあり、視線を奪われた。

断言できる。「百年の孤独」は「外の世界」の作品だ。

……無縁塚にはまま外の世界のものや人里のものが紛れ込むので、まぁ、その事実には今更驚きはしなかった。

言うなれば自らの蔵書にまた「外の世界」の作品が増える、というその程度の感動だ。

だが、問題は本棚である。

おかしなモノを拾った回数こそ数あれど、あんな場所に…確かに使いこまれて古びているのは認めるが…まだ現役で使える本棚があったのは初めてのことだった。

なぜか本棚を前にし、茫然としていたことを思い出す。

奇妙な感慨。そう、奇妙な感覚だ。

日々店番をしながら本を読むことを日課とする僕の蔵書は、既に使用されているいくつかの本棚には収まりきらず、中には読んだかもわからないまま平積みされている本さえもある。なので最近は読んだ本には付箋を貼っておく。我ながらナイスアイディ…おっと。

……思考をもとの路線に戻そう。

そういった本を整理しきれていない状況から、この古びた本棚にもぜひ活躍してもらおうとした。場の流れに流されて運んできたが、あったらあったで困らない。

……そして今だ。

平積みされた本を身近な場所に移動させ、付箋が貼られた本を古びた本棚に移し替えはじめたときのことだ。

僕はたしかに、5冊の本を入れた。次に入れる本をつかむために振り返り数冊の本を手に取り、また入れようとした。

が、かすかな違和感。何かが違う。

入れた本の数は同じ5冊だ。問題ない。僕は何に違和感を感じている?視線を少しずつずらしていく。

今度は確かな違和感。あった、増えている。

最下段、右端の隅に一冊の本が立てかけられていた。

瞬間的にパニックに陥りそうになったが、そこはまぁ、こらえた。ふ、伊達に長いこと生きてはいない。

著者名は…夏目漱石。…外の世界の作品だ。間違いない。今までにも外の世界の作品は何作か見たことがあったおかげで、本の題名や著者名など、表紙のことはわかる。

いよいよ妙だ。

幻想郷にあるはずのない「外の世界」の本がこの本棚から突如として出てきた。不気味さでいったらかのスキマ…いや、思わないでおこう。出てこられそうで怖い。

出てきていいのは本だ。貴重な「外の世界」の本が、この古びた本棚を見かけてからまだ丸一日もたとうとしていない…のにもかかわらず、二冊も手に入った。

原理はわからない。わかるはずもない。わかるはずもないが、古びた本棚を前に、思わず顔がゆるみを見せていたようだった。

……というのも。






「茶葉をもらっていくわ霖之助さ…ちょっと何にやついてるのよ気味悪い」

悪かったね、霊夢。



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しのざき

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